【光と風の世界】Home 季節の風景Index 相馬 野馬追祭

甲冑競馬

---相馬 野馬追祭---

2003.7.24(fri) 12:00〜13:00 霧雨

勝負は1周だけ

6~8頭立てで10回の競争が行われる。

さすがに兜はつけないで鉢巻姿だが鎧をつけての競争だ。

安全帽なしでレースをやるなんて今のご時世では考えられない愚行

という声が上がりそうだが、昔からの伝統ということなのだろう。

あるいは事なかれ主義の指導者はいないのかもしれない。

皆んな危険は承知、怖けりゃ参加に及ばずの心意気なのだ。

雨は小止みになり霧雨が舞っていたが、ダートコースはぬかるみ水溜りがあった。

2番手以後の騎手の表情を見ると競争は泥飛沫との戦いでもあったことが分かる。

圧倒的に先行逃げ切りが有利だと思えるのだが、そこはやはり競争の世界、

僅か1週の馬場でも1000mの後半で失速して後続が逆転勝利

する場面が見られた。

落馬が出るのはこの甲冑競馬では当たり前、なにしろあの大きな背旗をつけたまま

疾走するのである。風にはためく轟音は見てるものを興奮させるが、

騎手にとっては身体を後ろへ掴んで引き落す魔の手に違いない。

撮影はすべて大砲のようなレンズで狙っている立派なカメラ軍の

隙間から手持ちで狙った。ぶれも多いし、広角の写真が

うまく撮れなかったのは残念だが、たっぷり楽しめた

ので、よしということにしよう。

カメラの三脚が林立する場合に良くあるらしい場所取りでの

いざかいらしいことが一度も聞かれなかったのも、

ささやかながら嬉しいことだった。

相馬野馬追い、また来年も見たくなった。


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K1・第1レースは恒例の赤い陣羽織をつけた螺役による闘い

赤い羽織が風に踊る


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K2・2番手以後は泥とも闘い


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K3・ゴール後のスローダウンで勝ち誇る


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K4・先頭を走ってればきれいな顔だが


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K5・大方の騎手は泥を浴びる


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K6・疾走 とにかく頭を下げて風を避ける


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K7・馬だって泥はいやだろうな


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K8


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K9・これはゴール後のスローダウンで


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K10・この組はこの第1コーナーまで横一線で突っ込んできた

大迫力に思わずおぉっと声が上がる


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K11・場所を変えてスタート後の直線を見れる位置から撮影

ゲートがなく横一線のスタートはなかなか揃わないので、やり直しで審判も忙しい


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K12・この場合は仕切り直してもやはり先頭は変わらなかった


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K13・第1コーナーを抜け第2コーナーへ向かい

カメラの放列の中を走り抜ける


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K14・先行逃げ切りでフィニッシュ 


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